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2026.07.01
バイオリン
ストラディバリの謎がまたひとつ解明される!
伝説の「ストラディバリの森」
6月26日付けの「ナショナル ジオグラフィック」の報道によると、
パリの音楽博物館の修復研究所で化学者によって
「ストラディバリの楽器の表板に使われている木材は ―
イタリアのドロミテ山脈、パル・ディ・フィエンメの森で、1700年代初頭の地球が異常に寒冷であった小氷期に成長した、良質なオウショウトウヒである」
と判明しました。
中欧や北欧は、世界的に名高い木材の産地が数多くあります。その中でも「パル・ディ・フィエンメの森」と特定されたことには、大きな意味があります。
というのも、
この森は、古くから「ストリディバリの森」と呼ばれていて、ストラディバリや当時の名工たちが良材を求めて訪ねたという伝説が残されていたからです。
今回の研究結果は、この伝説が、化学的裏付けによって事実である可能性を強く示したことになります。
遠く離れた日本に暮らす私たちには、その違いを実感することは難しいことかもしれません。
しかし、現地の人にとって産地の違いは、きっと”松坂牛と神戸牛”と、同じくらい重要なことに違いありません。
近年、最新の化学や科学技術によって、ストラディバリの楽器に秘められた謎が少しづつ解き明かされています。
それでも不思議と、その神秘性が色褪せないのは、レジェンド「ストラディバリ」のもつ魔力なのでしょう。
